ネットにライフストリーム情報が蓄積されてしまうのが気持ち悪い
とある勉強会に参加。
そこで佐々木俊尚さんの講演を聴く機会があった。
英ガーディアン紙の記事を発端にして
web3.0という言葉が本気で使われるようになってきているとのこと。
web3.0はパーソナライゼーションとレコメンデーションがキーワード。
ソーシャルグラフやライフログがその基になっていく。
ただ、リアルとおなじ人間関係のグラフではなく、情報関心度の近いグラフが有用な価値を発揮していくであろうと。
自分の行動・発言・購買の履歴(ライフログ・ライフストリーム)が蓄積されてしまうこと、そしてどんどんつながっていくソーシャルグラフから逃れられないことが、将来的にとても気持ち悪いことになるのではないかなと危惧してしまう。
あまりレコメンドされたくない類いの情報や、新しく出会った人に知られたくない過去のことなど、すべての情報が残されているが故の気持ち悪さはでてきてしまうのだろうと思われる。
そういうことに対するアンチテーゼとして、ネット上に分散してしまう自分の情報を自分の手元にのみ持っておこうと考えるdataportability.orgが発足しているらしい。
佐々木さんの新著
- 作者: 佐々木俊尚
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その後勉強会では動画系の関するディスカッションなどで盛り上がった。
動画でのコミュニケーションは12second.tvのようにフォーマットされていないと難しい、
見逃し番組需要のためのショートアーカイブがほしい、映画のトレイラーは長いものを凝縮しているからおもしろい、今現在動画で誰が儲かっているのか?、などなど。
バックグラウンドが異なる方々とのディスカッションなので、いろいろな視点での会話が勉強になるし刺激もある。誘っていただいたFさんに感謝。
MakeIT時代にお世話になった方と5年ぶりくらいの再会という嬉しいこともあった。
名刺もらうの忘れたので、ソーシャルグラフで繋がるか探してみる。
サーバサイドで日本語OCRしたい
サーバサイドで日本語OCR処理をしたら面白いかもと思い調査。
GoogleのTesseract OCRが性能いいとのことだけど日本語処理ができない。
WeOCRというプロジェクトは東北大学の方が研究されているようなのだが、
Develop a Japanese OCR and release it as a WeOCR server. (midterm)
と、日本語対応はまだ先になる模様。
WEB上のサービスではhttp://www.web-ocr.net/というのがあったけど有料。(月500円から)
API等は公開されてないので、外部プログラムから呼び出すことはできなさそう。
アプライアンスとしても販売しているみたいだけどWindowsサーバ。
Linux上で動くOSSな日本語OCRエンジンはまだ存在しないのかな?
しかしMOONGIFTはよく調べてあるなー。いつもお世話になってます。
こんなところにも原料高
友人宅にあそびにいくので手土産定番にしてる近所のお店のプリンを買いにいったら、なんとお値段が1.5倍になってて驚いた。美味しくて値段も手頃で、なにより当たりがついてるという、ちょっとしたエンターテインメント性がいいところ。値段があがっても、まだお手頃価格なのでチョイスするとおもうけど。ケーキ屋さんもバターやら小麦やらの原料高で大変なんだなぁと思ったGWであった。ちなみに、今回初めて当たりが出た!(通算50個くらいではじめて)
4月〜GWまでに読んだ本。
おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書)
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ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学 (光文社新書)
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松下で呆れアップルで仰天したこと―エンジニアが内側から見た企業風土の真実
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ニュースサイトはRSSよりもパーマリンクに気を使った方がよいのではないかと思う
RSSを使いすぎていたら最新情報に疎くなった - shi3zの日記
RSSを見ていると、ニュースサイトを見なくなるんですね。
というか、ニュースサイトのRSSしか見なくなる。
するとどういうことが起きるか。
どのニュースが重要なのか判断できなくなるんです。
自分もまさに同じようなことをおもって、ニュースサイトのRSS購読をやめてしまった。
shi3zさんが言われるようにニュースサイトなどのWEBメディアは
その編集力やデザイン力で勝負しているだけあって伝えたい情報はとても見やすい。
メルマガもトップニュースが厳選されており、視覚的にも工夫が凝らされている。
僕の場合はCNETやITmediaなどのニュース系はメルマガ→サイトの流れで閲覧することがほとんどである。
RSSリーダーを使い始めた頃はメルマガは購読停止して情報収集は一本化したいと思っていたのだが、、、
しかしどうも毎日のメルマガチェックがやめられず、
習慣だから仕方ないと思っていたがどうもそうではなかったわけだ。
ところで、エントリのタイトルにもしてみたのだが、ニュース系のサイトはパーマリンクにもっと気を使った方が良いのではないかと思う。
記事単体へのパーマリンクがあるのは当然だとはおもうが(たまに切れてるサイトもあるみたいだけど)
せっかく毎日編集してトップページをつくるのだから、その日のトップページ自体にパーマリンクを持たせてあげてもよいのではないだろうか?と。
たとえばasahi.comであれば http://www.asahi.com/20080430/ など。
こうすることで、いまとは違う引用のされ方やトラフィックの広がりがでてきそう。
新聞系のサイトは記事アーカイブの有料配信などもやってるので、そう簡単にはいかないとはおもうけど、
NYタイムスの例もある通り、近い将来アーカイブの有料配信は立ち行かなくなるので、こんなアイディアもよいのではいかなと考えている。
むしろ昔の記事へのトラフィックから広告などのPVが稼げる方が面白い展開が期待できるのではないだろうか。
511 vmware-serverd service is not running
VMwareを起動したら
511 vmware-serverd service is not running
なるアラートが発生。
コントロールパネル>管理ツール>サービス
から
VMware Registration Service(vmserverdWin32.exe)
を起動して解消。
今日バージョンアップした影響なのだろうか。
サービスの自動起動がうまくいっていない模様。
VMwareの接続をNATにしてるとVMware DHCP Service(vmnetdhcp.exe)が
勝手にLAN内のPCにIP配ってしまうのも解消したいところ。
いまのところHost-Onlyで回避している。